●01 モーツァルト●
交響曲 第35番 ニ長調 K.385 “ハフナー”
交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
交響曲 第40番 ト短調 K.550
1991年11月22日(K.385)・1994年12月21日(K.543) サントリーホール
1982年4月9日 東京文化会館(K.550) ライヴ録音
FOCD9350 定価¥2,000(税抜価格¥1,905)
●02 ベートーヴェン●
交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68 “田園”
1986年5月6日 東京文化会館(Op.36)
1998年12月10日 東京芸術劇場(Op.68) ライヴ録音
FOCD9351 定価¥2,000(税抜価格¥1,905)
●03 ドビュッシー●
牧神の午後への前奏曲 夜想曲 交響詩“海”
1999年4月16日 東京芸術劇場(牧神、夜想曲)
1997年11月17日 サントリーホール(海) ライヴ録音
FOCD9352 定価¥2,000(税抜価格¥1,905)
巨匠フルネは惜しまれつつも2005年の都響公演(FOCD9270「ジャン・フルネ ラストコンサート」に収録)を最後に70年近い指揮活動に終止符を打ちました。今年4月に95歳を迎えるマエストロの偉業を永く称えるべく、初共演の1978年から約30年に渡り緊密な関係を続けてきた東京都交響楽団との数多い記録の中から、名演を厳選し、2度に分けて全6タイトルを発売します。
フランス音楽のスペシャリストとして名を馳せたフルネ。ドビュッシーはその面目躍如たる名演です。またフランス音楽のイメージが先行し、ドイツ音楽の印象は薄いフルネですが、名指揮者シューリヒトが「ジャン・フルネは最もドイツ的なフランス人指揮者である」と賞したように、その明晰さと揺るぎないテンポ感は今シリーズのモーツァルト、ベートーヴェンにおいても遺憾なく発揮されています。
高貴な響きに満ちあふれるモーツァルト、「古典」とは何かを垂範する様式美に満ちたベートーヴェン、まさに天啓ともいえるドビュッシー。ジャン・フルネの至芸を是非お聞き下さい。