ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):イタリア組曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24「春」
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
岡崎慶輔 ヴァイオリン 伊藤 恵 ピアノ
2009年7月13-15日 軽井沢大賀ホール
FOCD9454 定価¥2,800(税抜価格¥2,667)
「クロイツェル&フランク」(FOCD9373)で、その突き抜けた実力を明らかにした岡崎・伊藤デュオ。雄弁なフレージングと暖かい音色が比類ない魅力となっている岡崎慶輔、知性とロマン派的な情緒性を兼ね備えた伊藤 恵。類い希な音楽家である両者の対話は、自然と聴き手を惹きつけ、深く共感させます。
第2弾となる本CDは前作に続きベートーヴェンから選曲、色彩感と躍動感に圧倒されるストラヴィンスキー、そしてロマン派ソナタの最高傑作、シューマン晩年の作品であるヴァイオリン・ソナタ2番を収録。それぞれの曲の個性を、時代様式をふまえながら、ヴァイオリン+ピアノ音楽の魅力を余すことなく伝えています。
共通の音楽語法を持ち、ともにミュンヘン国際コンクール優勝者である両者の演奏。その幸福な邂逅は、成熟の域へと歩を進めます。