ブローウェル:ソナタ
ヘンデル(福田進一編):ソナタ イ長調 Op.1-15
(原曲:ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ Op.1-15)
ソル:ソナタ Op.15-2
トロバ:幻想的ソナタ
益田正洋(ギター)
2009年6月29日-7月1日・12月15-17日 秩父ミューズパーク音楽堂
FOCD9455 定価¥2,520(税抜価格¥2,400)
「技巧においても、表情性の点でも、つねに1本の筋は通っている。しかし、それと同時に、そこには個性的なアイディアや感性の綾も絶えず明滅しており、いや応なく聴きての耳と心とを惹きつける?そのような、言わば“生きもののように”柔軟な奏楽を、彼ほどに聴かせてくれるギタリストは日本に、否世界中にも、おそらく稀であろう・・・・。」
?濱田滋郎 ライナーノートより?
今や日本を代表するギタリストとなった、益田正洋によるフォンテック第5弾CD。
2009年は益田にとって、「ヴィラ=ロボス ギター作品集」(FOCD9420)CD発売、B→C(バッハからコンテンポラリーへ)や「ヴィラ=ロボス没後50年記念演奏会」(ともに東京オペラシティ)への出演、ディズニー・オン・クラシック2009(全国27公演)出演など、正に大車輪の活躍を見せた1年でした。
多彩な活動によってさらにその演奏に磨きをかけた益田が皆様にお届けするのは、バロック?現代までの「ソナタ」集です。
鮮烈な曲調で人気の高いブローウェル、福田進一の編による、原曲の魅力を損なわず「音楽」を感じさせるヘンデル、クラシックギターの王道といえるソル、邦人ギタリストでは初録音(日本初演も益田)となる、壮大なドラマを想起させる圧巻のトロバ。
益田にしか表現できない、情感ほとばしるギター・ソナタの世界をご堪能下さい。